簡単な手順でルービックキューブ6面揃える方法

上級編

いよいよ最終段階です。

ここでは、初級編及び中級編で行ってきたことをいっきに行う手順を紹介いたします。

ここまで積み上げてきた基礎があれば簡単に理解できると思いますが、自在に使いこなせるには少し練習が必要になると思いますので頑張って20秒台もしくは10秒台を目指してください。

★まずは下段コーナーキューブの揃え方についてです。

そろえる色を決めたら隣同士の色は無視してOKです。

初級編・中級編では、隣同士のコーナーキューブの色も揃えながらでしたが、上級編では無視してコーナーキューブを揃える事だけやれば大丈夫です。

★補足動画

★次に上段のコーナーキューブの揃え方

パターン1(上の面右側に2個揃っていて左側に2個ある場合)

上級手順1

F R U R’ U’ F

パターン2(上の面手前に2個揃っていて右側奥と左側奥にある場合)

上級手順2

R U R’ U’ F’ U’ F

パターン3(左前と右奥の上が揃っていて手前右側と奥左側にある場合)

上級手順3

R U’ R’ U’ F’ U F

パターン4(左側に2個、右手前と奥左側)

上級手順4

F R U R’ U’ R U R’ U’ F’

パターン5(奥に2個、手前に2個の場合)

上級手順5

R2 U2 R U2 R2

パターン6(中級編Step1の手順2でやりました。)

上級手順6

中級編Step1

R U R’ U R U2 R’ U2

パターン7(中級編Step1の手順3でやりました。)

上級手順7

中級編Step1

U2 R U2 R’ U’ R U’ R

★この段階で全てのコーナーキューブの向きも位置も揃ってる方はエッジを揃えたら六面完成です。ここまで来る間にはすでにマスターしてると思いますが忘れた方は初級編の手順を参考にしてください。

コーナーキューブの位置が揃ってない方は次のいずれかのパターンになってると思います。

★コーナーキューブの位置をいっぺんに揃える方法

パターン1. どのコーナーキューブも隣り合った色が揃っていない場合

上級手順9

R2 F2 R2

パターン2. 上段、または下段にひとつ隣同士の色が揃っているコーナーキューブがある場合

上級手順10

R U’ R F2 R’ U R’

パターン3. 上段と下段にそれぞれ一つずつ隣同士の色が揃っているコーナーキューブがある場合

上級手順11

L2 D L2 U D L2 D L2(またはR2 D R2 U D R2 D R2)

パターン4. 上段のみ、または下段のみコーナーキューブの位置が全て揃っている場合

上級手順12

R U’ R’ U’ F2 D’ F U F’ D F2

パターン5. 下段(または上段)全部のコーナーキューブが反対側が1組だけ隣同士の色が揃っている場合

上級手順13

R B’ R F2 R’ B R F2 R2

★エッジキューブの処理の仕方

上級手順14

 パターン1

U M’ U M’ U2 M U M U’

 パターン2

上級手順15

D’ M U’ R2 U M’ U’ R2 D U

 パターン3

上級手順16

D M U’ R2 U M’ U’ R2 D’ U

 パターン4

上級手順17

U M’ U’ M’ U2′ M U’ M U’ M U2 M’ U2

 パターン5

上級手順18

F R F’ M’ U’ M’ U’ M’ U’ M’ U’ F R’ F’

ルービックスマヌーバーにならないエッジキューブの入れ方

パターン1

パターン2

パターン3

パターン4

今後のスピードアップへの課題

★最初の8つのコーナーキューブの揃え方について

 最初の8つのコーナーキューブをどのような位置からも10手ぐらいで揃えることが出来れば最初の確認の段階から2秒程でいけることになると思います。パターンがいくつあるのか数学得意な人に計算してみて欲しいです。(おそらく最低でも2つのコーナーキューブは常に正しい位置にあると推測しています。常に二個正しい位置の2個のコーナーキューブを横並びに持ってくることで残りの6個のコーナーキューブの位置が決まり、後は位置替えと向きとの組み合わせになると思います。)

2✖️2を極めている方は簡単だと思います。

★8個のエッジキューブの処理の仕方について

 エッジを一個ずつ処理するのではなく2個もしくは3個ずつ処理することで大幅な時間短縮が図れると思います。もし3回の手順ですべてのエッジキューブを処理できれば3秒から5秒でエッジが完成するのではないでしょうか。

★8個のエッジキューブの処理が終わった段階で6面完成する方法について

 先ほどのエッジキューブの入れ方にも関わってきますが、8個のエッジキューブをすべて正しい位置に入れた時に残り4つの向きと位置があっていればそこで完成となりますので最後の手順は不要となります。

 もし、今後のスピードアップへの課題をすべてこなせる人が出てきたらLBL方式と遜色ないタイムがでるのではないかと期待しています。

 皆さんのチャレンジと手順のヒントをお待ちしております。

最後に

 ここまでお付き合い下さって本当にありがとうございました。お疲れ様です。既に六面は出来るようになってると思いますが更なる限界にチャレンジしてみてください。この解説を書くにあたってツクダオリジナルさんの解法をはじめ色々な解法の良いところを組み合わせて独自に開発した手順、回し方をどうしたら簡単に伝えられるか考え考え書きました。もちろんわかりにくい所はあると思いますがその場合は遠慮なく質問してください。できる限りわかりやすかった説明したいと思います。

また、十数年前になると思いますが、同じようにCF法で解説をしていたヒロさんの手順も参考にさせて頂き載せてあります。ご覧になられたらコメントしてくださいね。  by かじゅ

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